長浜の家House in Nagahama
設計コンセプト
敷地は滋賀県長浜市の住宅地と工業地の境界にあたる部分にあり、西側には大きな工場、南側には設備会社の倉庫、東側には住宅が建っている。北側は畑ではあるが、将来建物が建つことも予想される。また敷地西側の道路は抜け道になっており自動車も頻繁に通る。
このような土地でご夫婦と小さな子ども2人の4人が丁寧に安心して暮らせる住まいを提案したいと考えた。
まず1階にある程度のボリュームのある空間をつくり、隣接する建物までの距離を最も確保できる南西側(隅切りされた1辺)
にメインとなる開口部を設けその外にテラスと目隠し用の板塀で緩やかに仕切った。
南側には倉庫の室外機が大きく並ぶので開口を設けず駐車スペースとした。
南面から西面にかけて2F天井面から下部に高さ70センチ巾45センチのハイサイドライトを設け、L字型の吹抜とすることで1階への採光、通風を確保している。
テラスに面する開口部は室内側より障子、板戸、ガラス戸、網戸と4種類の建具が壁中に仕込まれていて、板戸で採光を遮ると
吹抜上部のハイサイドからの間接光のみとなり、谷底にいるような不思議な落ち着きのある空間になる。
長浜市は滋賀県の中でも雪深い地域で冬には気温もぐっと下がる。暖房は基礎下に深夜電力を熱源とした暖房パネルを埋める土壌蓄熱式床暖房とし、吹抜と階段を介し家全体が暖まる計画とした。
全体の計画のバランスと納まりをひとつひとつ丁寧に考えることと、職人さんの丁寧な仕事により土地にあった質の高い住まいができた。




























































































