中藪の家House in Nakayabu
設計コンセプト
敷地は住宅が立ち並ぶ一郭の角地で敷地の南には道路を挟んで樹齢400年の欅の大木、その向こうに大きな河川がある。
この欅を眺望に取り入れたいが、南側の道路は敷地よりも1.5mほど高い位置にあり交通量も激しい。
まず敷地の北側に主室となる吹抜の空間を設け、中庭を挟んで南に低く抑えた平屋を配置し、道路からの視線を遮りながら、欅は望めるようにした。主室にいると、自身の建物と欅しか見えないので、住宅地のなかにありながら、森の中の別荘のような感覚が生まれた。
階段を上がったところには家族が使えるライブラリーのような空間を設け、そこからは欅が一望できる。
ここから各個室へアクセスする。北側の個室との間の建具は1.6m巾の大きな引き戸とし、壁中に引き込めるようにし、開放時には南北に風が通るよう配慮した。
素材や納まりは極力シンプルにして、樹木や光や風といった自然物が主となるように考えながらスタディした。











