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築55年の住まいを、これからも安心して暮らすために。2025.4.8
先日、耐震診断および耐震補強のご相談のため、現地調査に伺いました。
建物は築55年ほど経過していましたが、7寸角の大黒柱やしっかりと組まれた太い梁、そしてところどころ木の下地が見える、風格ある素敵なお住まいでした。
今回のお住まいは新耐震基準(1981年6月施行)以前に建てられた住宅ということで、まずは耐震診断を実施。
その後、必要な耐震補強工事とリフォームを行う流れとなります。
■ 空き家活用と耐震化の重要性
現在、滋賀県内では空き家が8万棟を超えると言われており、人口減少とともに「いかに上手に空き家を活用していくか」が重要なテーマになっています。
昔ながらの木造住宅は、手を入れればまだまだ住み続けられるものが多く、こうした建物を再生することで、まちの魅力を守ることにもつながります。
■ 滋賀県の耐震補助制度について
滋賀県では、木造住宅に対して耐震診断・耐震補強のための補助金制度があります。
耐震診断:無料
耐震改修工事:最大100万円まで(補助率80%、令和6年度)
※昭和56年以前に建築された住宅が対象です。
※市町村によって条件が異なる場合がありますので、事前の確認をおすすめします。
■ 耐震補強=大工事?実はそうでもありません。
「耐震改修」と聞くと、大掛かりな工事を想像される方も多いかもしれませんが、実は住みながらの工事も可能です。
数週間で工事が終わるケースもあります
天井や床を壊さず、既存を活かした補強が可能なことも
リフォームと同時進行で、空間のデザイン性もアップ
設計事務所として、構造だけでなく空間の心地よさにも配慮したご提案が可能です。
■ 最後に
もし「この家、もう使えないかな…」と思っている建物があれば、ぜひ一度ご相談ください。
専門家による耐震診断を通して、まだまだ活かせる住まいに生まれ変わる可能性があります。
床下の状況。シロアリ被害や腐食も見受けられず良好な状態でした。

